ホームページの404エラーとは?SEOへの影響と正しい対処法
2026/08/04
リニューアル・運用ノウハウ404エラーとは?ページが見つからない時に表示される状態
404エラーとは、ユーザーがアクセスしたURLに、該当するページが存在しない時に返されるHTTPステータスコードです。
ホームページを閲覧していて、次のような表示を見たことがある方も多いでしょう。
- 「ページが見つかりません」
- 「404 Not Found」
- 「お探しのページは削除または移動された可能性があります」
これらは、サーバーには接続できているものの、指定されたURLにページが存在しないことを示しています。
404エラーが発生したからといって、必ずしもサイトに重大な不具合が起きているわけではありません。重要なのは、なぜ404になっているのかを確認し、状況に合った処理をすることです。
404エラーが発生する主な原因
404エラーが発生する原因は、主に次のようなものです。
ページを削除した
古いサービスや終了したイベントなどのページを削除した場合、旧URLへアクセスすると404になります。
ページのURLを変更した
リニューアルやサイト構造の変更でURLが変わり、旧URLから新URLへの転送が設定されていないケースです。
リンク先のURLが間違っている
サイト内のリンクに入力ミスがある場合、存在しないURLへ移動してしまいます。
ユーザーがURLを間違えて入力した
URLのスペルミスや文字の入力漏れでも404が発生します。
外部サイトに古いURLが掲載されている
取引先やポータルサイト、過去のSNS投稿などに旧URLが残っている場合もあります。
リニューアル直後に404が急増した場合は、URL変更に伴う301リダイレクトの設定漏れを最初に疑う必要があります。
404エラーはSEOに悪影響を与える?
結論として、正しく返されている404エラーが存在するだけで、サイト全体の検索順位が下がるわけではありません。
Googleも、存在しないURLが正しい404レスポンスを返している場合、通常はサイトの検索パフォーマンスに影響しないと説明しています。
したがって、存在したことのないURLや、代替ページのない削除済みページまで、無理に修正する必要はありません。
ただし、次のような404は問題になります。
- 検索流入があった重要ページが404になっている
- 外部サイトからリンクされているページが404になっている
- サイト内の主要導線が404へつながっている
- リニューアル後に大量の404が発生している
- XMLサイトマップに404のURLが残っている
問題なのは404というステータスそのものではなく、本来ユーザーを案内すべきページが失われ、検索流入や導線が途切れていることです。
404エラーを修正すべきケース・修正しなくてもよいケース
ページのURLを変更した場合
ページの内容は残っているものの、URLだけを変更した場合は、旧URLから新URLへ301リダイレクトを設定します。
例
旧URL
/service-old/
新URL
/service/
この場合、旧URLを404のままにすると、検索評価や外部リンクからの流入が途切れる可能性があります。
ページを統合した場合
複数のページを1ページへまとめた場合は、それぞれの旧URLから統合先へ301リダイレクトを設定します。
ただし、内容の関係が薄いページへ無理に転送するのは避けましょう。旧ページで説明していた内容を引き継いだ、関連性の高い受け皿ページへ転送することが重要です。
ページを完全に削除した場合
ページを完全に削除し、代わりとなるページも存在しない場合は、404を返して問題ありません。
Googleは、コンテンツを完全に削除し、関連する代替ページがない場合は、404または410を返す方法を案内しています。また、Google検索では410も404と同じように扱われます。
「404があるとSEOに悪い」と考え、関係のないトップページへ転送する必要はありません。
サイト内のリンク先が間違っている場合
自社サイト内のリンクミスで404が発生している場合は、リンク先を正しいURLへ修正します。
特に確認したい場所は次のとおりです。
- グローバルメニュー
- フッターメニュー
- バナー
- 記事内の内部リンク
- 事例からサービスページへのリンク
- 問い合わせボタン
- PDFや画像へのリンク
サイト内リンクの間違いは、ユーザーの離脱だけでなく、検索エンジンによるページ発見にも影響するため、優先的に修正します。
Googleも、ページの発見やサイト内の関係性の理解にリンクが利用されると説明しています。
存在したことのないURLの場合
ユーザーの入力ミスや、不正なボットによって生成されたURLなど、もともと存在したことのないURLが404になる場合があります。
このような404は、基本的に修正しなくても問題ありません。
ただし、同じ入力ミスが繰り返されている場合や、外部サイトから間違ったURLでリンクされている場合は、正しいページへの転送を検討します。
301リダイレクトと404の正しい使い分け
301リダイレクトと404は、次の基準で使い分けます。
ページが移動した
→ 新しいURLへ301リダイレクト
複数ページを統合した
→ 内容を引き継いだ統合先へ301リダイレクト
同じ内容の代替ページがある
→ 関連性の高い代替ページへ301リダイレクト
ページを完全に削除し、代替ページがない
→ 404または410
存在したことのないURL
→ 404のままで問題なし
避けたいのは、すべての404をトップページへ一括転送する方法です。
ページの内容とトップページの関連性が低い場合、ユーザーは探していた情報にたどり着けません。また、Googleからソフト404と判断される可能性があります。
Googleも、存在しないページをホームページなどへ転送したり、robots.txtでブロックしたりする対応を控えるよう案内しています。
ソフト404とは?通常の404との違い
ソフト404とは、実際にはページが存在しない、または「ページが見つかりません」と表示されているにもかかわらず、サーバーが正常表示を示す「200」のステータスを返している状態です。
通常の404
ページが存在しない
→ HTTPステータスも404
ソフト404
ページが存在しないように見える
→ HTTPステータスは200など
ソフト404になると、ユーザーにも検索エンジンにもページの状態が正しく伝わりません。
よくある原因は次のとおりです。
- 404ページを表示しているがステータスコードが200
- 削除ページをすべてトップページへ転送している
- 内容がほとんどないページを公開している
- 検索結果が0件のページを正常ページとして返している
Googleは、存在しないページで404や410以外のコードを返したり、無関係なページへ転送したりすると、ソフト404として扱われる可能性があると説明しています。
404ページを使いやすくする改善ポイント
ページが見つからないことを明確に伝える
まずは、ユーザーに現在の状況を分かりやすく伝えます。
例
- 「お探しのページは見つかりませんでした」
- 「ページが移動または削除された可能性があります」
- 「URLが正しく入力されているかご確認ください」
専門用語だけでなく、ユーザーが次に何をすればよいかまで説明することが大切です。
トップページや主要ページへの導線を設置する
404ページに行き止まりしかないと、そのまま離脱されてしまいます。
次のようなリンクを設置しましょう。
- トップページ
- サービス一覧
- 制作実績・導入事例
- よくある質問
- お知らせ・ブログ
- お問い合わせ
ただし、サーバーが返すステータスコードは正しい404のままにします。
404ページ内にリンクを設置することと、URL自体をトップページへ転送することは別です。
サイト内検索や問い合わせ導線を用意する
ページ数が多いサイトでは、サイト内検索を設置すると目的の情報を探しやすくなります。
また、サービスや商品を探しているユーザーを取りこぼさないように、問い合わせ導線を設置する方法もあります。
例
- 「お探しのサービスが見つからない場合は、お問い合わせください」
- 「ご相談内容に応じて担当者がご案内します」
404ページも、ユーザーを正しい情報へ戻すための導線として設計できます。
404エラーの確認方法
Google Search Consoleで確認する
Google Search Consoleでは、インデックス関連のレポートやURL検査を使って、404として認識されているURLを確認できます。
確認するポイントは次のとおりです。
- 重要ページが404になっていないか
- サイトマップに記載したURLが404になっていないか
- リニューアル前のURLが大量に404になっていないか
- ソフト404が発生していないか
- リダイレクトエラーが出ていないか
ただし、Search Consoleに404が表示されたからといって、すべてを修正する必要はありません。
そのURLに流入や代替ページがあるかを確認してから判断します。
サイト内リンクをチェックする
サイト内のリンク切れは、定期的に確認しましょう。
目視だけでは漏れが出るため、ページ数が多い場合はリンクチェックツールやクロールツールを活用します。
特に確認したいのは次の場所です。
- 共通メニュー
- 古い記事
- 過去のキャンペーンページ
- 事例ページ
- PDF・画像ファイル
- 外部予約システムへのリンク
リニューアル後は旧URLを重点的に確認する
リニューアル後は、旧URLと新URLの対応表をもとに確認します。
- 旧URLへアクセスする
- 正しい新URLへ転送されるか確認する
- 最終ページが正常に表示されるか確認する
- 多段リダイレクトになっていないか確認する
- 転送先の内容が旧ページと関連しているか確認する
公開直後だけでなく、Search Consoleの情報が更新される期間も継続して確認します。
404エラー対応でよくある失敗
すべての404をトップページへ転送する
関連性のない一括転送は、ユーザーを迷わせ、ソフト404の原因にもなります。
404をrobots.txtでブロックする
検索エンジンがページの状態を確認できなくなるため、404を隠す目的でのブロックは避けます。
重要ページの404を放置する
流入や被リンクがあるページは、関連する新ページへ引き継ぐ必要があります。
404ページを正常な200ステータスで表示する
見た目だけ404でも、ステータスが200ならソフト404になる可能性があります。
404をゼロにすること自体を目標にする
存在しないURLが正しい404を返すのは正常です。
数を減らすことではなく、重要な導線が失われていないかを確認します。
404エラーチェックリスト
- 旧URLと新URLの対応表を作成している
- 移動したページには301リダイレクトを設定している
- 完全に削除したページは正しい404または410を返している
- すべての旧URLをトップページへ一括転送していない
- 404ページが200ステータスを返していない
- サイト内のリンク切れを確認している
- XMLサイトマップから削除済みURLを除外している
- Search Consoleで404・ソフト404を確認している
- 外部リンクや検索流入のあるURLを把握している
- 404ページに主要ページへの導線を設置している
まとめ:すべての404を消すのではなく、原因に合わせて処理する
404エラーは、存在するだけでサイト全体のSEO評価を下げるものではありません。
重要なのは、404になっている理由を確認し、次のように処理を分けることです。
- ページを移動したなら301リダイレクト
- 関連する代替ページがあるなら適切なページへ転送
- 完全に削除したなら404または410
- サイト内リンクの間違いならリンクを修正
- 存在したことのないURLなら基本的に対応不要
リニューアル後やページ整理後は、404・リダイレクト・内部リンクをまとめて確認し、検索流入とユーザー導線を守りましょう。
無料相談
Refuでは、サイト内の404調査から、旧URLと新URLの整理、301リダイレクト設定、内部リンク修正、Search Consoleでの公開後確認まで一括で対応しています。
「リニューアル後に404が増えた」「どのURLを転送すべきか分からない」など、お気軽にご相談ください。
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