ホームページの保守・更新費用の相場|何が含まれて何が別料金?
2026/04/27
ホームページ制作の基本保守・更新費用が分かりにくい理由(結論:範囲がバラバラ)
ホームページの保守・更新費用は、業者によって金額差が大きく「相場が分からない」と言われがちです。
その理由はシンプルで、保守に含める作業範囲が会社ごとに違うからです。
同じ「月額1万円」でも、
- サーバー管理だけ
- WordPress更新+バックアップまで含む
- 軽微修正(月◯回)まで含む
など内容が全く違うことがあります。
だから費用を比較するときは、金額より先に “何が含まれているか” を確認するのが重要です。
まず整理:保守・更新・運用の違い
言葉が混ざりやすいので、定義を整理します。
- 保守:サイトを安全・安定に動かし続けるための管理(守り)
- 更新:文章や画像の差し替え、情報の追加など日々の変更(手を動かす)
- 運用:集客・改善・分析を回して成果を伸ばす活動(攻め)
「保守費用」と言いながら、実際は更新作業まで含むプランもあるため、ここがズレると揉めやすいです。
保守・更新費用の相場感(よくある料金帯)
あくまで一般的な目安ですが、よくある価格帯は次の通りです。
※サイト規模・CMS有無・対応範囲で変動します。
- 月額 5,000〜10,000円:サーバー/ドメイン管理+簡易保守(最小)
- 月額 10,000〜30,000円:WordPress更新、バックアップ、軽微修正など(一般的)
- 月額 30,000円〜:定期レポート、SEO改善、更新代行、改善提案込み(運用寄り)
重要なのは「この金額が高いか安いか」ではなく、自社が必要な範囲に合っているかです。
月額費用に“含まれることが多い”項目
ここからは、保守契約に含まれることが多い内容を整理します。契約書や見積の“保守範囲”と照らし合わせてください。
サーバー/ドメイン管理(更新・期限管理)
ドメイン期限切れやサーバー更新漏れは、サイト停止につながる重大事故です。
保守で「期限管理・更新代行」が含まれていると安心です。
SSL更新・基本セキュリティ対応
SSL(https)やWAFなど、基本セキュリティ設定の維持。
特にSSL更新が手動の環境だと、更新漏れが起きやすいので要確認です。
バックアップ(自動/手動)
トラブル時に戻せるかどうかは生命線です。
- どの頻度で
- どこに保存し
- どこまで復元対応するか
を確認しましょう。
WordPress/プラグイン更新(軽微)
WordPressサイトの場合、更新を放置するとセキュリティリスクが上がります。
保守範囲に「更新作業」が含まれると、安心して運用できます。
不具合の一次対応(軽微修正)
「表示崩れ」「フォーム不具合」など、軽微な不具合の一次対応が含まれるケースがあります。
ここは契約によって、
- 月◯回まで無料
- ◯時間まで無料
- 原因調査のみ無料
など違うので、必ず条件を確認しましょう。
別料金になりやすい項目(ここで揉めやすい)
保守費用が安くても、別料金が多いと結果的に高くつくことがあります。特に揉めやすいのが次です。
ページ追加・大幅なレイアウト変更
新規ページ作成やデザイン変更は「保守」ではなく「制作」扱いになることが一般的です。
定額に含まれる場合もありますが、範囲と回数が限定されることが多いです。
文章作成・写真撮影・画像加工などコンテンツ制作
原稿作成や撮影、バナー制作などは工数が大きいため、別料金になりがちです。
「更新代行」と「コンテンツ制作」は別物として扱われることが多い点に注意です。
機能追加(フォーム改修、予約、決済、会員機能等)
フォームの項目追加でも、通知設定や入力チェックなどで工数が発生します。
予約や決済などはなおさら別案件扱いが一般的です。
SEO改善・分析・レポート提出
検索順位を上げる、導線を改善する、レポートを出す——これは「運用」領域です。
保守契約とは別で、運用プランとして設計されることが多いです。
広告運用・SNS運用
広告やSNSは完全に別領域。
保守費用に含まれることは少なく、別途運用費が発生します。
契約前に確認すべきチェックリスト10(トラブル防止)
契約前に、ここだけは確認しておくと揉めにくくなります。
- 保守に含まれる作業範囲(箇条書きで明記されているか)
- 軽微修正の定義(何が軽微で、何が別料金か)
- 無料対応の上限(回数/時間/月◯件など)
- 障害対応の範囲(原因調査・復旧・再発防止のどこまで?)
- バックアップ頻度と復元対応
- WordPress更新の方針(検証環境の有無、更新タイミング)
- サーバー・ドメインの名義(自社名義が理想)
- 解約時のデータ引渡し(一式をもらえるか、費用は?)
- 連絡手段と対応時間(緊急時の窓口)
- 追加作業の見積ルール(都度見積の単価感)
自社運用と外注運用、どちらが向く?判断基準
自社運用が向く
- 更新頻度が高い(週1以上)
- 社内に担当者がいる
- WordPress操作に抵抗がない
→ ただし、セキュリティとバックアップは外部保守に任せるのが安全
外注運用が向く
- 担当者がいない/兼務で回らない
- 不具合時の対応が不安
- 改善(導線・SEO・計測)まで見てほしい
→ “保守だけ”か“運用込み”かを分けて検討すると整理しやすいです。
まとめ:費用は“高い/安い”より“何が含まれるか”で見る
保守・更新費用は、金額だけで判断すると失敗しやすい領域です。
大事なのは、
- 自社が必要な範囲が含まれているか
- 別料金になりやすい項目がどれか
- 解約や移管の条件が明確か
この3点です。
「月額いくら」よりも、範囲とルールが明確な契約を選ぶことで、公開後のトラブルや無駄なコストを防げます。
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