導入事例ページの“見せ方”で受注率が変わる|構成とデザインの型

導入事例ページの“見せ方”で受注率が変わる|構成とデザインの型

導入事例は「実績の羅列」ではなく“疑似体験”で信頼を作るコンテンツ

導入事例(制作実績)は、多くのサイトで「画像を並べて終わり」になりがちです。
しかし事例の役割は、作品集ではなく “この会社に頼んだらどうなるか”を疑似体験させること です。

ユーザーは事例を見るとき、だいたいこの順で考えています。

  • 自分と似た状況の会社はあるか?(自分ごと化)
  • ちゃんと成果が出るのか?(安心)
  • 他社と何が違うのか?(比較)
  • 相談するならどう進む?(次の行動)

この流れに沿って見せると、事例は“営業資料”になります。


まず結論:事例は「自分ごと化→安心→比較→相談」につながる順で見せる

事例ページの設計で最重要なのは、順番です。
見た目を凝る前に、情報の順番を揃えます。

  • 自分ごと化:課題が具体
  • 安心:施策が分かる/成果が見える
  • 比較:一覧で探しやすい
  • 相談:CTAが近い

“成果が出る事例ページ”は、ほぼこの型を守っています。


受注につながる事例ページの基本構成(型)

まず結論(成果・変化)を冒頭に置く

冒頭で「この事例で何が変わったか」を一言で。
ユーザーはまず成果を見て、読むか決めます。

例:

  • 問い合わせ数が◯倍
  • 採用応募が増加
  • 資料請求が安定的に獲得

※数字が出せない場合でも「反応の変化」「定性的な成果」を具体に書くと伝わります。


課題(Before)を具体にする

「課題:集客が弱い」だけだと弱いです。
誰が、何に困っていて、どう困るのかまで具体化します。

例:

  • 既存顧客向けの情報しかなく、新規が理解できない
  • 料金が不明で問い合わせ前に離脱していた
  • 採用ページがなく、応募の導線が分断されていた

施策(What/How)を分かる言葉で整理する

専門用語を並べるより、やったことが想像できる言葉で。

  • ページ構成を整理(情報の順番を再設計)
  • 導線を改善(事例→サービス→問い合わせ)
  • FVとCTAを最適化(押す理由を明確化)
  • 写真を刷新(実写中心にして信頼を担保) など

成果(After)を数字/反応で示す

成果は“断定しすぎない”のが重要です。
過度な表現は景品表示法や誇大表示の観点でリスクになります。

安全で強い書き方:

  • GA4の数値(期間を明記)
  • 問い合わせ件数の変化(期間を明記)
  • ユーザー行動(滞在時間・CTAクリックなど)
  • 現場の声(問い合わせの質が変わった 等)

お客様の声・担当コメントで不安を消す

事例の最後は「安心の一押し」です。

  • お客様のコメント
  • 担当者の工夫
  • 制作中の進め方(不安が減る情報)

を入れると、相談のハードルが下がります。


次の導線(類似事例・サービス・CTA)で迷わせない

事例は読んだ後が大事です。
必ず次の導線を置きます。

  • 類似事例を見る(同業・同目的)
  • 対応サービスを見る
  • 無料相談する(CTA)

“読み終わったら終わり”にしないのが受注につながります。


デザインの型|信頼感を上げる見せ方(UI/レイアウト)

事例一覧:探しやすさ(業種・目的・タグ)を最優先

事例が増えるほど一覧が弱いと探せません。
おすすめは、最低限この軸でタグを持たせることです。

  • 業種(製造/士業/建築/医療など)
  • 目的(集客/採用/ブランディングなど)
  • 施策(リニューアル/LP/撮影など)

事例詳細:読みやすい順番(カード・余白・強弱)

詳細ページは文章が長くなるので、カードで区切ると読みやすいです。

  • 成果(サマリー)
  • 課題
  • 施策
  • 制作ポイント
  • お客様の声
  • 導線(次の行動)

この順番をカードで区切るだけで“ちゃんとしてる感”が出ます。


画像:Before/Afterと“見せたい箇所”の切り出し

トップ画面のキャプチャだけだと「何が変わったの?」になります。
おすすめは、

  • Before/After(可能なら)
  • 重要箇所の拡大(FV・CTA・導線など)

をセットで見せることです。


数字の見せ方:成果は“目立たせすぎず”確実に見せる

成果の数字は、派手に煽るより“淡々と”が信頼されます。

数字+期間+指標の定義
を揃えると強いです。


信頼の積み上げ:ロゴ/担当者/プロセスの透明性

可能なら、

  • 企業ロゴ(許諾がある場合)
  • 担当者名(社内)
  • 進行フロー(どんな手順だったか)

を入れると「この会社はちゃんとしてる」が伝わります。


よくあるNG例7つ(受注を逃す事例ページ)

  • 何をやったか分からない(画像だけ)
  • 課題が抽象的で自分ごと化できない
  • 成果がない/曖昧(“改善しました”止まり)
  • 事例が探しづらい(一覧が弱い)
  • 業種も目的もバラバラで比較できない
  • CTAが遠い/次に何をすればいいか分からない
  • 守秘義務や表現ルールが曖昧で信頼を落とす

特に成果表現は、事実に基づく/期間を明記を徹底しましょう。


運用のコツ|事例を増やして資産化する方法

事例は増えるほど営業力が上がります。
おすすめは“作る仕組み化”です。

  • 納品時に事例化の許諾を取る(掲載範囲も確認)
  • ヒアリング項目を固定する(課題・施策・成果)
  • 事例の型をテンプレ化して、更新担当が迷わないようにする

このまま使える事例ページテンプレ(コピペ用)

【成果(サマリー)】

____(指標/期間:____)

【課題(Before)】

____

____

【施策(What/How)】

____

____

【制作ポイント】

____(こだわり/工夫)

【お客様の声】

____

【次の導線】

  • 類似事例:____
  • サービス:____
  • CTA:無料相談/問い合わせ

まとめ:事例は“構成×デザイン×導線”で営業力になる

導入事例は、ただ並べるだけでは受注につながりません。
課題→施策→成果の構成で“疑似体験”を作り、探しやすい一覧と迷わせないCTA導線をセットにすると、事例ページは強力な営業コンテンツになります。


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Refuでは、既存の実績を「受注につながる事例の型」に落とし込み、一覧設計(タグ・導線)まで含めて整える支援を行っています。
「実績はあるのに問い合わせにつながらない」など、まずは気軽にご相談ください。

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