リニューアルで失敗しないための進行スケジュール設計
2026/01/13
リニューアル・運用ノウハウリニューアルが失敗しやすい原因は「進行管理」にある
ホームページのリニューアルが遅延したり、完成度が低くなる理由は、
実は 「制作会社の技術」ではなく「スケジュール設計」 にあります。
よくある失敗例:
- 想定より社内調整に時間がかかった
- 必要素材が集まらず制作が止まった
- デザイン方向性が途中で変わり工数が増えた
- テスト期間が足りず不具合が残った
リニューアル成功のカギは、初動のスケジュール設計にあります。
つまり「準備8割・制作2割」。
まず最初に決めるべき“3つの前提条件”
スケジュールの精度を上げるために、以下の3つを最初に決めておきます。
① 公開時期(絶対にずらせない期限)
採用強化時期、展示会、サービス開始など、外せないタイミングを共有。
② 社内フロー(誰が承認するのか)
- 担当者
- 事業部責任者
- 代表
承認者が増えるほど時間がかかります。
③ 社内で準備できるもの(素材・文章・写真)
制作会社任せにできない部分が遅延の原因になります。
この3点が曖昧なまま進むと、ほぼ確実にスケジュールが崩れます。
リニューアルの一般的なスケジュール全体像
ホームページリニューアルの標準スケジュールは下記の通りです。
| 工程 | 期間の目安 |
| 要件定義 | 2〜4週間 |
| デザイン | 3〜6週間 |
| コーディング・CMS構築 | 3〜6週間 |
| テスト・調整 | 2〜4週間 |
| 公開準備 | 1〜2週間 |
一般的な中小企業サイトで 約3〜4ヶ月 が標準です。
もちろん制作ボリュームによって前後しますが、
「急ぎすぎるスケジュール」は失敗のもとになります。
工程ごとの最適期間と注意点
要件定義・構成設計(2〜4週間)
最初の工程が最重要です。
ここで方向性が曖昧だと、のちに大きな手戻りが発生します。
やること:
- ペルソナの確認
- 目標(採用/問い合わせなど)の明確化
- 競合調査
- ワイヤーフレーム制作
注意点:
・社内の意見をまとめる段階に時間がかかりやすい
・決裁者が途中で意見を変えると全体が遅延
デザイン制作(3〜6週間)
ビジュアル方向性の決定フェーズ。
注意点:
- デザインの修正は時間がかかる
- 写真素材が揃っていないと進まない
- トーン&マナーに一貫性を持たせること
📘 Refuの実務ポイント:
初回デザイン提案前に、参考サイトの方向性を複数共有してもらうとスムーズに進行します。
コーディング・CMS構築(3〜6週間)
デザインが固まったら、構築に入ります。
注意点:
- 文言(テキスト)の遅延が多い
- ページ追加が発生するとスケジュールが伸びる
- 仕様変更は極力避ける
テスト・チェック(2〜4週間)
ここで手を抜くと公開後に不具合が連発します。
チェックする内容:
- 表示崩れ(スマホ・タブレット・PC)
- リンク切れ
- 問い合わせフォーム動作
- 表示速度
- 表記ゆれ・誤字脱字
公開前準備(1〜2週間)
公開日を決め、各担当と連携して進めます。
やること:
- ドメイン切り替え
- DNS設定
- SSL設定
- リダイレクト設定
- GA4・GTM設定
- サーチコンソール登録
公開は“作業日”ではなく“調整日”。
準備がすべて整っている状態で迎えることが重要です。
進行を止めない“社内体制”の作り方
スケジュールが遅れる原因の多くは「社内にあります」。
進行を止めない企業に共通するポイント:
- 担当者を2名以上設置
- 社内承認の期限を明確にしておく
- 情報・素材の提出期限を先に決めておく
- 打ち合わせ後に「宿題」を明確にする
- Slack/ChatWorkで進行スレッドを作る
制作会社の進行力 × 社内体制
この両輪が揃って初めてスケジュールは守れます。
まとめ:スケジュール設計が成功の9割を決める
ホームページのリニューアルは
「計画8割・制作2割」 が基本です。
- 前提条件を明確にする
- 工程ごとの最適期間を知る
- 社内体制を整える
- 情報共有をこまめにする
これらが整うと、リニューアルは驚くほどスムーズに進みます。
制作スケジュールを短縮するための3つのコツについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
制作スケジュールを短縮するための3つのコツ
(→https://refu.co.jp/column/production-schedule-tips/)
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リニューアル進行管理・スケジュール設計・社内体制づくり支援 を行っています。
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