Search Consoleの見方入門|流入キーワードと改善ポイントの見つけ方
2026/05/25
ホームページ制作の基本Search Consoleで分かること(GA4との違い)
Search Console(サーチコンソール)は、Google検索における自社サイトの状態を確認できるツールです。
GA4が「サイトに来た後の行動(アクセス解析)」だとすると、Search Consoleは「検索結果に出る前〜クリックされるまで」を見られます。
ざっくり言うと、
- Search Console:検索で「表示されたか」「クリックされたか」「何のキーワードか」
- GA4:サイトに来た後に「どのページを見て」「問い合わせしたか」
この役割分担を押さえると、SEO改善の流れがスムーズになります。
まず見るべき4指標:表示回数・クリック数・CTR・掲載順位
Search Consoleの基本は、この4つです。まずは意味を覚えましょう。
- 表示回数:検索結果に表示された回数(見られるチャンス)
- クリック数:検索結果からクリックされた回数(流入数)
- CTR(クリック率):表示回数のうちクリックされた割合
- 掲載順位:検索結果での平均順位(だいたい何位か)
この4つだけで、
「見られているのにクリックされない」
「順位が低くて見られていない」
など、課題の種類が分かります。
最初にやる:期間比較で“伸びた/落ちた”を把握する
初心者がやりがちなのが、1週間や1日だけ見て一喜一憂することです。
まずは、期間比較で“変化”を掴みましょう。
おすすめの比較例:
- 直近28日 vs 前の28日(運用改善の基本)
- 直近3か月 vs 前の3か月(中期トレンド確認)
ここで、
- 表示回数が増えた/減った
- クリックが増えた/減った
- CTRが上がった/下がった
- 掲載順位が上がった/下がった
を確認します。
“変化がある場所”が、改善の優先候補です。
流入キーワードの見つけ方(クエリの見方)
Search ConsoleでSEO改善の種を探す基本は、**クエリ(検索語句)**です。
手順はシンプルです。
- 「検索パフォーマンス」→「検索結果」
- 上部で 表示回数/クリック数/CTR/掲載順位 をON
- 下部タブで 「クエリ」 を見る
ここで見るポイントは、
- どんなキーワードで表示されているか
- どんなキーワードでクリックされているか
- クリックが少ないのに表示が多いクエリはないか
です。
改善ポイントの見つけ方|優先度が高いパターン5つ
ここからが実務で一番使う考え方です。優先度が高いパターンだけ押さえればOKです。
表示回数は多いのにクリックが少ない(CTR改善)
よくある状態:
- 表示回数:多い
- 掲載順位:悪くない(例:3〜10位)
- クリック数:少ない
→ タイトル/ディスクリプションが弱い可能性が高いです。
改善例:
- タイトルに「誰向け」「ベネフィット」「数字」を入れる
- 検索意図に合う言い回しに寄せる
- 重複しがちなタイトルを差別化する
※No.24(導線)とも相性が良く、クリック後のCVもセットで改善できます。
掲載順位が11〜20位に多い(あと一押しで上がる)
順位11〜20位(2ページ目)は、改善で伸びやすい“お宝ゾーン”です。
理由は、すでに一定評価されているから。
改善例:
- 見出し(H2/H3)を検索意図に合わせて追加
- 具体例・比較・FAQを追記
- 内部リンクで関連ページから“票”を集める(No.26の考え方)
- 競合上位記事と差分を作る(網羅性・実例・図解)
意図と違うキーワードで流入している(ズレ修正)
「狙ってないキーワードで表示される」ことがあります。
これはチャンスでもあり、リスクでもあります。
- チャンス:そのキーワード向けに追記すれば伸びる
- リスク:意図がズレて離脱が増える(CVにつながらない)
判断基準は、問い合わせにつながる可能性があるか。
価値があるなら記事を寄せる、価値が薄いなら誤解を生む表現を調整します。
特定ページだけ落ちている(ページ要因の特定)
ページ単位で見ると、
- そのページだけ順位が落ちた
- クリックだけ落ちた
が見えることがあります。
よくある原因:
- 競合が強い記事を出した
- 情報が古い
- タイトル変更でCTRが落ちた
- 内部リンクが減って評価が分散した
→ まずは落ちたページから、リライト優先で対応します。
サイト全体で落ちている(構造・技術・競合の可能性)
複数ページで同時に落ちている場合、
- サイト構造の問題(内部リンク、カテゴリ)
- 技術的問題(noindex、robots、エラー)
- アップデートや競合環境変化
などが疑われます。
No.23(初期設定)やNo.26(サイト構造)の観点で、全体点検が必要です。
ページ別で見ると改善が早い(どのページを直すか)
初心者は「クエリ」だけ見がちですが、実務では ページ別が強いです。
下部タブを 「ページ」 に切り替えると、どのページが稼いでいるかが分かります。
優先度の付け方(おすすめ):
- 表示回数が多いのにCTRが低いページ(タイトル改善で即効性)
- 順位11〜20位のページ(追記で上がりやすい)
- CVに近いページ(サービス・料金)(成果に直結)
Search Consoleからできる具体的改善アクション
見つけた課題に対して、やることは大きく5つに絞れます。
- タイトル・メタディスクリプション改善(CTRを上げる)
- 見出しと内容の追記(検索意図の網羅)
- 内部リンク設計(評価と回遊を集める)
- 古い情報の更新(信頼性アップ)
- FAQ追加(不安を潰し、網羅性も強化)
この中で一番即効性が出やすいのは、まず タイトル改善です。
次に効くのが 追記+内部リンクです。
よくある落とし穴(初心者が迷うポイント)
落とし穴1:平均順位を“絶対”だと思う
→ 平均なので、クエリや地域・端末で揺れます。傾向を見る指標です。
落とし穴2:表示回数が少ないのにCTR改善を頑張る
→ そもそも見られていない場合は、まず順位改善(内容追記・構造)を優先。
落とし穴3:クエリを見ても改善の優先順位が決まらない
→ 「ページ別」→「順位11〜20」→「表示多いのにクリック少ない」から着手すると迷いません。
まとめ:Search Consoleは“改善ネタ帳”になる
Search Consoleは、SEO改善のネタが詰まったツールです。
まずは、
- 表示回数/クリック数/CTR/掲載順位の4指標
- 期間比較で変化を見る
- クエリとページで改善候補を見つける
この流れだけで、改善が回り始めます。
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