GA4で最低限見るべき指標7つ|初心者でも分かる分析のはじめ方
2026/05/18
ホームページ制作の基本GA4が難しく感じる理由(結論:見なくていいものが多い)
GA4(Google Analytics 4)は、できることが多い分、初心者には「どこを見ればいいか分からない」と感じやすいツールです。
でも実務では、最初から全部を見る必要はありません。
むしろ大事なのは、
- 集客できているか
- 読まれているか(導線が機能しているか)
- 成果が出ているか(問い合わせ・応募など)
この3点を、最低限の指標で把握できる状態を作ることです。
GA4を見る前に:最低限の前提(これがないと数字がズレる)
GA4の数字が役に立つかどうかは、前提で決まります。まずは次を確認してください。
- コンバージョン(問い合わせ等)が設定されている
- 自社アクセス(社内スタッフ)の除外ができている(可能な範囲でOK)
- 計測が二重になっていない(タグを複数入れていないか)
- 期間比較(前月比など)ができる状態になっている
まずはこれだけ!GA4で最低限見るべき指標7つ
ここからが本題です。まずはこの7つだけ見れば、改善の方向性が出せます。
ユーザー数(Users)
見る理由:
母数(どれだけ人が来たか)が分からないと、成果の増減を判断できません。
チェックの観点
- 前月比で増えているか/減っているか
- 増減の原因が特定できそうか(後述の流入チャネルへ)
セッション数(Sessions)
見る理由:
同じユーザーでも複数回訪問することがあります。
- ユーザー数=人の数
- セッション数=訪問回数
再訪が増えているなら、指名検索やリピートが増えている可能性があります。
流入チャネル(Default channel group)
見る理由:
どこから来ているかが分かると、伸ばすべき施策が決まります。
よく見るチャネル例
- Organic Search(検索・SEO)
- Paid Search / Paid Social(広告)
- Organic Social(SNS)
- Referral(他サイトからのリンク)
- Direct(URL直打ち・ブックマーク等)
チェックの観点
- 伸びているチャネルはどれか
- 落ちているチャネルはどれか
- 施策(広告/SNS投稿/SEO)と数字が連動しているか
ランディングページ(Landing page)
見る理由:
最初に読まれたページが分かると、集客の主戦場が分かります。
チェックの観点
- 検索流入はどの記事・ページが取っているか
- 広告・SNSで意図したページに着地しているか
- 重要ページ(サービス・料金)に着地できているか
主要ページ閲覧(Pages and screens)
見る理由:
ユーザーが「どこを見ているか」が分かる=導線の健康診断になります。
最低限見るべきページ
- サービス
- 料金(または費用の考え方)
- 実績・事例
- よくある質問
- お問い合わせ
チェックの観点
- サービスページが十分見られているか
- 実績・料金に流れているか
- お問い合わせページが見られているか
コンバージョン数(Conversions)
見る理由:
ホームページの成果は、結局ここです。
コンバージョン例
- フォーム送信完了
- 電話タップ
- LINE追加
- 資料ダウンロード
など、事業に直結するものを設定します。
コンバージョン率(CVRの目安)
見る理由:
アクセスが増えても成果が増えない原因を見つけるため。
一般的に、
- CV数が増えない=流入不足 or 導線/内容/フォームに課題
- CVRが下がる=集客の質が変わった or 導線が弱い
などの判断ができます。
※GA4の標準画面だけでは「CVR」が分かりづらい場合もあるので、
CVR=CV数 ÷ セッション数 を簡易的に把握するだけでも十分です。
週次・月次での見方(運用が続くチェックルール)
継続できる運用は「頻度を分ける」のがコツです。
週次(10分でOK)
- ユーザー数/セッション数
- コンバージョン数
- 流入チャネルの変化
月次(30〜60分)
- ランディングページ(上位)
- 主要ページ閲覧(サービス・料金・実績)
- CVR(目安)
- 前月比で増減した理由の仮説
数字を見たら何をする?改善アクションの紐づけ
「見た」で終わらないために、指標→アクションをセットにします。
- ユーザー数が少ない
→ SEO記事追加/SNS導線強化/広告検討 - 検索流入はあるがCVが少ない
→ サービスページ強化/実績・料金の追記 - サービスページは見られるがフォーム到達が少ない
→ CTA配置改善(No.24) - フォーム到達は多いが送信が少ない
→ フォーム項目削減・EFO - SNS流入が増えたがCVRが低い
→ ランディングページを見直す(情報の順番・訴求)
よくある落とし穴(初心者がハマる)
落とし穴1:PV(表示回数)だけで一喜一憂
→ PVが増えても、問い合わせが増えるとは限りません。
最低限、CV数/CVRの目安までセットで見ましょう。
落とし穴2:期間がバラバラで比較できない
→ 月次は「前月」「前年同月」など、比較軸を固定すると判断が楽になります。
落とし穴3:コンバージョン設定が曖昧
→ まずは1〜3個でOK。増やしすぎると運用が崩れます。
落とし穴4:数字を見ても次の改善が決まらない
KPI設計(目的→導線→行動→数値)に戻して、
「どこが詰まっているか」を分解して見ましょう。
まとめ:GA4は“7つ”だけ見れば改善が回り出す
GA4は高機能ですが、初心者はまず
- ユーザー
- セッション
- 流入
- ランディング
- 主要ページ
- CV数
- CVR
この7つだけで十分です。
ここが見えるようになると、
- 「何が原因で成果が増えないのか」
- 「次にどこを改善すべきか」
が数字で判断でき、改善が回り始めます。
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