リニューアル後の改善ロードマップ|公開後90日でやるべき施策チェックリスト
2026/07/14
リニューアル・運用ノウハウリニューアルは公開がスタート|90日で差がつく理由
ホームページのリニューアルは、公開した時点がゴールではありません。むしろ、本当のスタートは公開後です。
公開直後は、Googleが新しいサイトを評価し直す期間であり、ユーザーのアクセスデータや行動データも集まり始めます。
この最初の90日間で改善を継続できるかどうかが、その後の検索順位や問い合わせ数に大きく影響します。
例えば、次のような要素は公開直後だからこそ重要になります。
- 404エラーやリダイレクト漏れなどの技術的な問題
- GA4やGoogleタグマネージャーの計測設定
- 問い合わせフォームの動作確認
- CTAや導線の改善
- SEO評価を高めるコンテンツの充実
公開後の運用を前提にサイトを育てることで、長期的な成果につながります。
まず結論:90日ロードマップは「計測→SEO→CV→運用拡張」の順で進める
公開後は改善したいことが多くありますが、優先順位を間違えると効率が下がります。
まず取り組むべき流れは次のとおりです。
- 計測環境を確認する
- SEO上の問題を解消する
- 問い合わせ導線(CV)を改善する
- コンテンツや運用体制を拡張する
この順番で進めることで、無駄なく成果につなげやすくなります。
公開直後(0〜3日)に必ず確認すること
GA4・GTM・広告計測が正しく動いているか
公開後は、まず計測環境を確認します。
確認したいポイントは以下です。
- GA4のリアルタイムでアクセスが取得できている
- お問い合わせ完了などのコンバージョンが計測されている
- Googleタグマネージャー(GTM)が公開されている
- 広告を運用している場合はコンバージョン計測が正常に動作している
計測が正しくできていない状態では、改善の判断も誤ってしまいます。
SEOの初期トラブルを確認する
公開直後はSEOに影響する設定も必ず確認しましょう。
主なチェック項目は次のとおりです。
- 301リダイレクト漏れがない
- 旧URLが404エラーになっていない
- noindexが誤って設定されていない
- robots.txtでクロールを制限していない
- canonicalタグが適切に設定されている
お問い合わせフォームを実際に送信する
フォームは必ず実際に送信テストを行います。
確認する内容は以下です。
- 送信完了ページが表示される
- 自動返信メールが届く
- 管理者宛てメールが届く
- 迷惑メールに振り分けられていない
公開から1週間以内(〜7日)に行うこと
Search Consoleでインデックス状況を確認する
公開後1週間程度はGoogle Search Consoleを確認します。
主に見る項目は次のとおりです。
- インデックス登録状況
- 除外ページ
- 404エラー
- リダイレクトエラー
問題があれば早めに対応することでSEOへの影響を抑えられます。
重要ページの導線を確認する
まずは成果に直結するページを確認しましょう。
対象になりやすいページは次のとおりです。
- トップページ
- サービスページ
- 料金ページ
- 事例ページ
- お問い合わせページ
GA4で、
- どこから流入しているか
- どこで離脱しているか
- CTAがクリックされているか
を確認します。
改善候補を書き出す
この段階では大きな改修は必要ありません。
例えば、
- 情報が不足している
- CTAが分かりづらい
- 不安を解消する情報が足りない
など、改善点を整理しておきます。
公開後30日までに取り組むこと
CTAと導線を改善する
問い合わせ数を増やすためには、まず導線を改善します。
例えば、
- CTAの種類を絞る
- CTAの配置を見直す
- CTA付近に料金や事例、FAQを配置する
など、小さな改善でも効果が期待できます。
フォームを改善する
入力の負担を減らすことも重要です。
改善例は次のとおりです。
- 必須項目を減らす
- 選択式を増やす
- 返信目安を記載する
- プライバシーポリシーへの導線を分かりやすくする
- スパム対策を見直す
表示速度を改善する
表示速度はユーザー体験だけでなくSEOにも影響します。
見直したいポイントは次のとおりです。
- 画像の圧縮
- 不要なJavaScriptの削除
- 外部スクリプトの整理
- フォントやアニメーションの最適化
公開後60日までに取り組むこと
SEOで伸びしろのあるページを改善する
Search Consoleを活用し、
検索順位が8〜20位程度のページ
を優先的に改善すると成果につながりやすくなります。
改善内容としては、
- 情報を追加する
- タイトルを見直す
- メタディスクリプションを改善する
などが効果的です。
信頼につながるコンテンツを増やす
比較検討中のユーザーが安心できる情報を充実させます。
例えば、
- 導入事例
- FAQ
- 料金の考え方
- 会社情報
- 実績
などは、問い合わせにもSEOにも効果があります。
内部リンクを整備する
記事や事例が増えてきたら、内部リンクも見直します。
例えば、
- ブログ記事からサービスページへ誘導する
- 事例ページから関連サービスへ誘導する
- FAQからお問い合わせへつなげる
など、回遊しやすい構造を作ります。
公開後90日までに取り組むこと
改善サイクルを定例化する
公開後90日で最も重要なのは、「改善を続けられる体制」を作ることです。
例えば、
- 毎月数字を確認する
- 改善案を整理する
- 優先順位を決める
- 実施・検証する
という流れをルール化します。
更新ルールを整備する
運用が止まらないよう、更新ルールも決めておきます。
例えば、
- 更新担当
- 承認フロー
- 画像サイズ
- SEOルール
- 緊急時の対応方法
などを決めておくと、継続しやすくなります。
次の集客施策へ広げる
サイトの基盤が整ったら、新たな集客施策にも取り組みます。
例えば、
- Web広告
- SNS運用
- コンテンツSEO
- メールマーケティング
など、集客チャネルを広げていきます。
このまま使える90日チェックリスト
公開直後(0〜3日)
- GA4でアクセスを計測できている
- コンバージョン計測が動作している
- GTMが公開されている
- お問い合わせフォームが正常に動作している
- 301・noindex・robots・canonicalを確認した
公開から1週間以内
- Search Consoleでインデックス状況を確認した
- 404エラーや除外ページを確認した
- 重要ページの導線を確認した
- 優先して改善する項目を整理した
公開から30日以内
- CTAを改善した
- フォームを改善した
- 表示速度を改善した
公開から60日以内
- SEOを改善した
- 事例やFAQを追加した
- 内部リンクを整理した
公開から90日以内
- 月次レビューを開始した
- 更新ルールを整備した
- 次の集客施策を計画した
よくある失敗と改善策
計測できていないまま改善してしまう
まずはGA4やGTMが正しく動作していることを確認しましょう。
SEO設定のミスを放置してしまう
301リダイレクトやnoindexなどの設定ミスは、早期発見・早期対応が重要です。
改善が単発で終わってしまう
改善項目を優先順位順に整理し、毎月見直す仕組みを作ることで継続しやすくなります。
コンテンツだけ増やして導線を改善していない
記事を増やす前に、CTAやフォームなど問い合わせにつながる導線を整えることが重要です。
まとめ:公開後90日で「育つホームページ」に変わる
ホームページは公開して終わりではなく、公開後90日間の改善によって成果が大きく変わります。
まずは、
- 計測環境を整える
- SEOの問題を解消する
- 問い合わせ導線を改善する
- 継続的な運用体制を作る
という順番で進めましょう。
改善を積み重ねることで、ホームページは「作って終わり」ではなく、「成果を生み続ける資産」として育っていきます。
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