Search Consoleの見方入門|流入キーワードと改善ポイントの見つけ方

Search Consoleの見方入門|流入キーワードと改善ポイントの見つけ方

Search Consoleで分かること(GA4との違い)

Search Console(サーチコンソール)は、Google検索における自社サイトの状態を確認できるツールです。
GA4が「サイトに来た後の行動(アクセス解析)」だとすると、Search Consoleは「検索結果に出る前〜クリックされるまで」を見られます。

ざっくり言うと、

  • Search Console:検索で「表示されたか」「クリックされたか」「何のキーワードか」
  • GA4:サイトに来た後に「どのページを見て」「問い合わせしたか」

この役割分担を押さえると、SEO改善の流れがスムーズになります。


まず見るべき4指標:表示回数・クリック数・CTR・掲載順位

Search Consoleの基本は、この4つです。まずは意味を覚えましょう。

  • 表示回数:検索結果に表示された回数(見られるチャンス)
  • クリック数:検索結果からクリックされた回数(流入数)
  • CTR(クリック率):表示回数のうちクリックされた割合
  • 掲載順位:検索結果での平均順位(だいたい何位か)

この4つだけで、
「見られているのにクリックされない」
「順位が低くて見られていない」
など、課題の種類が分かります。


最初にやる:期間比較で“伸びた/落ちた”を把握する

初心者がやりがちなのが、1週間や1日だけ見て一喜一憂することです。
まずは、期間比較で“変化”を掴みましょう。

おすすめの比較例:

  • 直近28日 vs 前の28日(運用改善の基本)
  • 直近3か月 vs 前の3か月(中期トレンド確認)

ここで、

  • 表示回数が増えた/減った
  • クリックが増えた/減った
  • CTRが上がった/下がった
  • 掲載順位が上がった/下がった

を確認します。
“変化がある場所”が、改善の優先候補です。


流入キーワードの見つけ方(クエリの見方)

Search ConsoleでSEO改善の種を探す基本は、**クエリ(検索語句)**です。
手順はシンプルです。

  1. 「検索パフォーマンス」→「検索結果」
  2. 上部で 表示回数/クリック数/CTR/掲載順位 をON
  3. 下部タブで 「クエリ」 を見る

ここで見るポイントは、

  • どんなキーワードで表示されているか
  • どんなキーワードでクリックされているか
  • クリックが少ないのに表示が多いクエリはないか

です。


改善ポイントの見つけ方|優先度が高いパターン5つ

ここからが実務で一番使う考え方です。優先度が高いパターンだけ押さえればOKです。

表示回数は多いのにクリックが少ない(CTR改善)

よくある状態:

  • 表示回数:多い
  • 掲載順位:悪くない(例:3〜10位)
  • クリック数:少ない

→ タイトル/ディスクリプションが弱い可能性が高いです。

改善例:

  • タイトルに「誰向け」「ベネフィット」「数字」を入れる
  • 検索意図に合う言い回しに寄せる
  • 重複しがちなタイトルを差別化する

※No.24(導線)とも相性が良く、クリック後のCVもセットで改善できます。


掲載順位が11〜20位に多い(あと一押しで上がる)

順位11〜20位(2ページ目)は、改善で伸びやすい“お宝ゾーン”です。
理由は、すでに一定評価されているから。

改善例:

  • 見出し(H2/H3)を検索意図に合わせて追加
  • 具体例・比較・FAQを追記
  • 内部リンクで関連ページから“票”を集める(No.26の考え方)
  • 競合上位記事と差分を作る(網羅性・実例・図解)

意図と違うキーワードで流入している(ズレ修正)

「狙ってないキーワードで表示される」ことがあります。
これはチャンスでもあり、リスクでもあります。

  • チャンス:そのキーワード向けに追記すれば伸びる
  • リスク:意図がズレて離脱が増える(CVにつながらない)

判断基準は、問い合わせにつながる可能性があるか。
価値があるなら記事を寄せる、価値が薄いなら誤解を生む表現を調整します。


特定ページだけ落ちている(ページ要因の特定)

ページ単位で見ると、

  • そのページだけ順位が落ちた
  • クリックだけ落ちた

が見えることがあります。

よくある原因:

  • 競合が強い記事を出した
  • 情報が古い
  • タイトル変更でCTRが落ちた
  • 内部リンクが減って評価が分散した

→ まずは落ちたページから、リライト優先で対応します。


サイト全体で落ちている(構造・技術・競合の可能性)

複数ページで同時に落ちている場合、

  • サイト構造の問題(内部リンク、カテゴリ)
  • 技術的問題(noindex、robots、エラー)
  • アップデートや競合環境変化

などが疑われます。
No.23(初期設定)やNo.26(サイト構造)の観点で、全体点検が必要です。


ページ別で見ると改善が早い(どのページを直すか)

初心者は「クエリ」だけ見がちですが、実務では ページ別が強いです。
下部タブを 「ページ」 に切り替えると、どのページが稼いでいるかが分かります。

優先度の付け方(おすすめ):

  • 表示回数が多いのにCTRが低いページ(タイトル改善で即効性)
  • 順位11〜20位のページ(追記で上がりやすい)
  • CVに近いページ(サービス・料金)(成果に直結)

Search Consoleからできる具体的改善アクション

見つけた課題に対して、やることは大きく5つに絞れます。

  • タイトル・メタディスクリプション改善(CTRを上げる)
  • 見出しと内容の追記(検索意図の網羅)
  • 内部リンク設計(評価と回遊を集める)
  • 古い情報の更新(信頼性アップ)
  • FAQ追加(不安を潰し、網羅性も強化)

この中で一番即効性が出やすいのは、まず タイトル改善です。
次に効くのが 追記+内部リンクです。


よくある落とし穴(初心者が迷うポイント)

落とし穴1:平均順位を“絶対”だと思う

→ 平均なので、クエリや地域・端末で揺れます。傾向を見る指標です。

落とし穴2:表示回数が少ないのにCTR改善を頑張る

→ そもそも見られていない場合は、まず順位改善(内容追記・構造)を優先。

落とし穴3:クエリを見ても改善の優先順位が決まらない

→ 「ページ別」→「順位11〜20」→「表示多いのにクリック少ない」から着手すると迷いません。


まとめ:Search Consoleは“改善ネタ帳”になる

Search Consoleは、SEO改善のネタが詰まったツールです。
まずは、

  • 表示回数/クリック数/CTR/掲載順位の4指標
  • 期間比較で変化を見る
  • クエリとページで改善候補を見つける

この流れだけで、改善が回り始めます。


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「どのページをどの順番で直すと成果が出るか」まで落とし込んだ改善提案が可能です。
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